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飽き性の失敗談と乗り越えた方法2「資格は取得して満足!?」

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暇を持て余した大学生活のある日

大学3年生のある日、私はふと時間を持て余していました。単位はすべて取り終え、大学に行く回数も減り、さらにバイト先も閉店してしまったため、仕事も辞めていた時期でした。

就活はまだ少し先。何かしないといけない気はするのに、やることがない。そんな中、大学の図書館をふらふら歩いていたときに目に入ったのが「危険物取扱者試験」の本でした。

機械科に通っていた私は、もともと化学にも少し興味があり、その場でパラパラと中身をめくると、意外にも面白いとなりました。

家に帰ってさらに調べると、この資格はガソリン関連の業務で使えると知りました。当時ざっくり「インフラ業界」で働きたいと思っていた私は、「これだ!」と直感的に受験を決意しました。合格率は30〜40%と、少し難しそうな数字もやる気を刺激しました。

申し込みを済ませ、学校の授業を優先しつつも空いた時間は資格の勉強に集中しました。正直、授業の課題よりもこの資格勉強のほうがずっと楽しい。目標に向かって進む日々は、飽き性の私でも夢中になれました。

資格が視野を狭めた瞬間

迎えた試験当日。勉強の成果もあり、問題を見た瞬間から手が止まらない。試験中に「これは合格したな」と確信できるほどでした。結果は予想通り合格。努力が形になる瞬間はやはり嬉しく、資格証を手にしたときは達成感でいっぱいでした。

しかし、ここからが落とし穴でした。就活のプレエントリーが始まると、私は「この資格を使える会社」だけを条件に検索しはじめたのです。もともと「インフラ業界」で働きたいだけで、資格はその手段のひとつだったはずなのに、なぜか視野を資格一本に絞ってしまいました。

今振り返れば、この資格を取ったこと自体は楽しくて充実していましたが、「将来どう使うのか」をまったく考えていなかったのです。結局、入社したのはまったく危険物取扱の資格を使わない会社でした。履歴書に「努力した証」として書いた以外、使い道はありませんでした。

そして社会人になってからも同じことを繰り返しました。英語の資格に何度も挑戦したものの、実際に業務や生活で使う機会はゼロ。資格取得で満足してしまい、その先の活用にはつながらなかったのです。

資格は“使う場面”があってこそ価値になる

この経験から学んだのは、資格は「取る前に使い道を明確にすること」が大切だということです。飽き性の私は、暇を持て余したときに面白そうなことへすぐ飛びつきます。それは好奇心という長所でもありますが、考えなしに動くと「資格を取ったのに使わない」という結果を招きます。

もちろん、興味本位で挑戦すること自体は後悔していません。あの時の勉強は楽しかったし、挑戦の過程で得た達成感も確かにありました。ですが、時間とお金を使う以上、「この資格をどう活かすのか?」を自分に問いかける必要があると痛感しました。

資格取得はゴールではなくスタートです。本当に必要な場面があってこそ、その力は発揮されます。飽きて暇だから取る。そんな理由で挑戦する気持ちは理解しますが、今の時代は資格がなくても稼げるスキルは山ほどあります。

資格を取る前に、一度立ち止まって未来の自分に質問してください。「これ、本当に使う?」と。

次回に続く→第24話を読む(準備中)

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