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好奇心が強いだけと捉える

新しく始める→飽きてしまう→次の新しいことに興味を持つ→それにもすぐに飽きてしまう。
これを繰り返すのが、飽き性の特徴だと思います。
でも、ちょっと待ってください。これって本当に悪いことなのでしょうか?
むしろ「好奇心が旺盛」だと捉えることができると考えます。あれもこれも気になる、やってみたいことが次々に出てくる。そんな自分を否定するのではなく、「面白そう」に興味を持てる才能だと考えてみませんか。
- 新しい情報を見つけたとき、迷わず面白そうと手を伸ばす。
- 知らないことはそのままにはせず、分かるまで追求。
- 自分に向いてそうなことには、投資をしてしまう。
飽き性な人は、興味のあることへの行動力がとても高いです。そして何より、この好奇心がとにかく強いのです。飽きっぽい自分を責める前に、まずは自分の好奇心が人一倍強いことを認めてみてください。
あなたが次々に興味を移してしまうのは、意志が弱いからではありません。それは、あなたの中にある「もっと知りたい」「もっと深く知ろう」とする探究心が、人よりずっと強いからなのです。
飽き性とSNSは良い関係

超飽き性な人は、いつも「自分が楽しめる方法」を追い求めているように感じます。
たとえば休日の予定を考えるとき、SNSの投稿を参考にしている人が増えていると思いますが、きっと人一倍、興味のある投稿が多く見つかるのではないでしょうか。
そんなふうに、気づけば日常には興味のあることばかり。もちろん、同じことを何十年と続けられる人も尊敬します。でも、飽き性の人の生き方も決して悪くはありません。なぜなら、常に「新しい経験」を取り入れて生きているからです。
そして、新しい経験のなかで「これなら続けられる!」というものに出会えたとき、その物事には夢中でハマり続けられる自信があります。たくさんの経験を重ねた末にようやく見つけた、続けられたことなので、相当気に入るまで妥協しない状態になれるのです。
人生はたった一度きり。飽きることも、興味をもつことも何度でも繰り返しながら、自分が心からハマれる趣味や生き方を見つけていきましょう。飽き性が持っている強い好奇心があれば、それはきっと簡単にできるはずです。
好奇心は個性を作り出す

いろんなことに手を出しているように見えるかもしれませんが、実はそれぞれに共通点や興味の「軸」があると感じています。
たとえば、私の場合はこんな感じです。
- 朝行くと気分が落ち着く方法が知りたい。
- 暇な時の過ごし方について知りたい。
- 気分が上がる曲を知りたい。
一見バラバラに見えるこれらの関心ごとには、実は「自分の生活の質を上げるためには何をすればいいか」という共通点があります。
そうやって、自分の好奇心に気づいていくと、飽きる → 切り替える → またハマる、という流れのなかで、少しずつ自分の軸が固まっていくのです。
飽き性は「広く浅くしかできない」と思い込んでいる方も多いですが、実際にはたくさんのことに触れた分だけ、自分にぴったり合うことが見えてくるのです。
「続けなきゃダメ」と思う必要はまったくありません。飽きたら、次に行けばいいのです。そして、また戻ってきてもいい。自分が興味を持ったときに、全力で取り組むことができる。それこそが、飽き性が変わる瞬間なのです。
飽き性=好奇心旺盛

飽き性という性質は、決して欠点ではありません。それは、好奇心が強いに置き換えてしまいましょう。
それをポジティブに受け入れて、どんどんワクワクを追いかけていきましょう。
あなたの人生は、誰よりも刺激的で、誰よりも自由です。
次回以降に、私の長飽き性ならではの好奇心旺盛な体験談を紹介します。
次回に続く→第8話を読む
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