飽き性は短所?
- すぐに物事に飽きてしまった。
- 始めたことが長く続けられない。
- やらないといけないのにすぐに飽きてしまう。
そんな自分に対して、何をやっても続かないと自分を責めたことはありませんか?
一般的には飽き性は「我慢が足りない」「継続力がない」という短所な印象があります。
しかし、それは本当に短所なのでしょうか?そう何度も自分の中で問い直すうちに飽き性な自分に対して、「もしかしたらこれは才能なのでは?」と、前向きに捉えることができるようになったのです。
今回は、そんな私が実感した「飽き性がなぜ長所と言えるのか」について、5つの理由とそれぞれの体験談を交えてご紹介します。
飽き性をマイナスに感じている方の視点が、少しでも変わるきっかけになれば嬉しいです。
新しい挑戦を躊躇なくできる

飽き性な性格だと新しい興味や可能性を見つけたときに、「ちょっと挑戦してみようかな」と行動に移しやすいと思いますが、それはとても勇気のあることです。
「やってみてうまくいかなかったらどうしよう」、「お金のかかる挑戦だったら無駄遣いになるかも」など悪いイメージを持ち、行動しない選択肢になる人も多くいると思います。
けれど、私自身は「成長していない自分」が1番嫌いです。
それは、失敗も成功もできない=何も挑戦していない状態を指すと私は考えます。やっていた物事に飽きて、なにも挑戦していない時間があるともったいないと思えるのです。
飽き性がもたらす行動力と柔軟性

飽き性はこの思考があるので、行動の数が増え、経験の幅が広がり、柔軟な発想力や応用力が身についていきます。
行動した後で成功と失敗がわかり、自分に向いていたかどうかをはっきりさせられます。
新しい挑戦をして、うまく行ったことは今後も続ければいいし、自分には向いていなかったと思えば、やめてしまえばいいんです。
後ほど体験談を交えて話しますが、うまく行ったことだけを継続するとストレスをかなりなくすことができます。
挑戦のハードルが低くする

もちろん、物事を長く続けることにも大きな価値があります。
しかしそれと同じくらい、「やめる」「変える」「試してみる」というサイクルを柔軟に繰り返すことも大切です。そうした動きの中で、自分にとっての新しい価値観や可能性が少しずつ形づくられていくのです。
自分が飽き性とわかっていれば、新しい挑戦をするときに「またどうせ飽きるだろうけど、経験として挑戦してみよう」と軽い気持ちで挑戦することができます。
うまく行った時は、「あれ?飽きずに続けられている」という感覚になれます。そうなると、自分に向いていることがわかり、その物事をしている時は最高の時間・価値を手に入れられます。
飽き性は、物事に飽きやすいけど、次の挑戦ができる性格のため、長所と捉えれることができます。次の項で私の2つの体験談について紹介いたします。
次回に続く→第2話を読む
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