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自己評価と他人の評価

次に紹介するのは、飽き性でも継続できる方法である「完璧を目指さない」ということです。
新しい挑戦を始めるとき、私はいつも自分の理想を高く掲げてしまいます。しかし、その完璧さは、他人から見れば80点に映ることもあれば、時には0点にしか見えないこともあるのです。つまり「自分の完璧」と「他人の評価」は必ずしも一致しないということに気づいたのです。
この気づきが私が物事を継続させるための、大きな転機となりました。
評価のズレに気づく

このことを強く実感したのは、ある日のtiktok投稿でした。休日の過ごし方についての動画を編集し、私は自分の持つスキルをすべて詰め込み「完璧」と思える作品を仕上げて投稿しました。
結果は、確かに「いいね」はつきましたが、同時にネガティブなコメントも届き、決して良い評価ばかりではありませんでした。自分の中では完璧な作品のはずが、受け取る側の反応はまったく異なるものでした。
その一方で、別の日に仕事帰りの疲れた頭で「今日はとにかく投稿してしまおう」と思い立ち、短時間で作った動画をアップしました。仕上がりは決して完璧ではありませんでした。しかし、その投稿には驚くほど多くの「いいね」が集まり、コメント欄にも温かい言葉が並んだのです。
私はその瞬間に、確信しました。自分の中で完結する挑戦は自己満足でいいと思いますが、他人へ向けて行う挑戦は、完璧かどうかは自分が決めることではなく、受け取る人がどう感じるかで変わるものなのです。
完璧は挫折に繋がる

この経験から学んだのは、完璧を目指すことこそが「飽き性にとって大きな壁」であるということです。もし完璧を追いかけすぎて「これだけ努力したのに評価されない」と感じてしまえば、私はきっと途中で挫折していたはずです。
飽き性は、結果がすぐに見えないと簡単にやる気を失ってしまう性格です。だからこそ「完璧さ」を基準にしてしまうと、継続は不可能に近いのです。むしろ「60点でも出す」「今日できる範囲でやる」と考えたほうが、行動を続けやすくなります。
実際に私が動画やブログ投稿を続けられたのは、まさにこの考え方を取り入れたからです。完璧を手放すことで、結果的に継続できたのです。
継続できることの楽しさ

飽き性だからこそ、完璧を求めず「まずは続けること」に焦点を当てると、想像以上に物事が続けられるようになります。私は今でも動画投稿やブログ執筆をしていますが、その根底には「完璧じゃなくてもいい、楽しめればいい」という考え方があります。
実際、続けるうちに自然とスキルは上がり、振り返れば「以前の自分よりずっと成長している」と感じられるのです。最初から完璧を目指していたら、きっとこの成長の実感すら得られなかったでしょう。
だから私は、飽き性の方に「完璧を求めないことが、継続の一番の近道です」と伝えさせてください。
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